FT101Eメンテナンス 2014.9.11
1 状態: 受信は全バンド可能 バンドによる受信感度差が大。
プリセレクタの位置のズレがでたらめ状態。
対策:@ 底板を外し、各増幅段同調トリーマを最大感度に調整
Aバンドメモリーとのズレを小さくするため、ギロチンのコアを調整し
各バンドごとの感度上げる調整となった。受信のみ使用
@終段管 ヒーター電圧なし12.6V直列配線要
ソケット接続 H:@−K G1:D=H G2:B=J K:A
空:C E F G I
12BY7A K:@ G1:A P:F G2:G G3:B=H H:CDE(H26.8.18)
2 症状:6JS6終段管 グリッグバイアス高過ぎ、受信時:-160V 送信時:-83V
対策:PB1314A REG&ALIBUBIT バイアス基盤加工TRアース配線断
正常値 受信時:-75V 送信時:-60V にVR2 10Kで調整 (H16.8.31)
参考:プレート電圧620V 第2グリッド+155V (アナログテスタ測定値)
3 症状:受信中、ヒーターオフ状態で本体から煙り発生
対策:原因は終段管スクーリングリッド抵抗100Ω5wの黒こげ発見
バスパスコンデンサー短絡と思ったが、異常なし。原因不明
100Ω3Wと交換 (H26.9.1)
4 症状:メーター切り替えSW不良
Po Ic ALC 切り替えが不可能
対策;オクションにてSWパーツを入手。交換したが、Icメーターだけ針振れない
シャント抵抗を通過した後、フイルター回路でアース接続につき、メーターに
電流が届かない。アース接続線を外す。(H26.9.7)
5 症状:送信出力20Wしか出ない
対策:ギロチンのドライバー管12BY7Aの調整をしたら、
120Wまで可能になった。
C13 80PF → 100PF 3KV に交換 (H26.9.7)
6 症状:Mic Gain ボリュームのがガリ音による回路段あり
対策:マイク・キャリヤボリュームを注射器でエタノール洗浄(H26.9.9)
7 症状:終段管 クーリング能力の低下
対策:手持ちのAC100Vのクーリングファンをシーリドケース上部に置く(H26.9.9)
8 症状:VFOドリフト対策
対策:ドリフト対策として、温度保障コンデンサ 2PF 8PF を追加接続
ダイアルの校正 受信時:−1KHZのクラリファイアで一致(H26,9.10)
9 症状:送受信時の周波数のズレあり
対策:ZERO調整VR4は、送信時に調整可能、受信時は変化しない(JA8CVQより) (H26.9.12)