TX88A (807final 10watts)のメンテナンス de JA6BLV 2011.12.7.
約半世紀前のAM時代に使用された、トリオTX88Aのメンテナンスに取り組んだ。
1 コンデンサーの不良品があるかないかの点検
2 スイッチ関係の不具合の点検
3 水晶片を着装して、電源を入れる
4 グリッドディプメータを使って、各同調回路をあらかじめ確認する
5 ダミーアンテナと通過型SWR・パワー計を接続する
6 励振モードを水晶発振サイド位置にする
7 シーメンスキーのCALL位置にする
8 発振回路のチューニングネオン管が点灯するように同調バリコンを調整する
9 終段管807のプレート同調を取る
10 プレートとローディングのバリコンを相互に調整し、最良点に調整する
11 マイクを接続して、音量調整をする
12 受信機9R59 9R59D でモニターして、変調状態を点検する
○ 水晶発振回路使用する場合 一波のみ、ソケット内側に半田付けして固定する
水晶HC−49の水晶片保護のため、直列に100Ω 102コンデンサーを接続
水晶HC−49の発振周波数調整のためトリーマを直列接続
発振テストはネオン管が点灯して正常な発振を示す
○ 外部VFO使用する場合
オークションで手に入れた トリオ VFO1を使用可能
○ 送信パワーはAM:20ワット
◎水晶片使用の目的・・・周波数の安定度を高めるため
◎VFO1使用の目的・・・任意のバンド内にオンエアする場合